オーナーレポート | Vol.124

新見守りサービス「Mimamo:テラシテR」導入のお知らせ

現在弊社では65歳以上の単身の方の入居の際、見守りサービス端末を設置して万が一の孤独死などに対応できるようにしております。今回スマートメータを利用した最新の見守りサービスであるテラシテRを導入しましたのでお知らせします。

【弊社導入の見守りサービスの変遷】

2014年5月スリーS見守り端末:

据え置き型の端末です。センサで熱源を感知するため設置場所等の工夫が必要でした。また利用者が長期不在の場合に電源をOFFにしたまま再稼働を失念することもあり運用が不安定でした。

2021年3月スマートルームみまもり:

マグネットセンサを通常生活時に必ず利用するトイレのドアに取り付けるタイプです。設置と運用が簡易になりましたが、端末の電池切れの頻度が高く運用の課題が残っていました。

2023年9月Mimamo(ハローライト):

  トイレの電球にセンサが埋め込まれたタイプです。通常の電球と同じ型ですので取り付けが容易なほか、電灯から電源を取る為、電池切れの心配が不要となりました。

【新規導入のテラシテRとは】

中部電力ミライズ株式会社が提供するサービスで、各戸に設置された電気のスマートメータから電気使用量の変化を分析して生活の様子を見守ります。これまでのサービスとの大きな違いは端末の設置が不要という点です。更にスマートメータを通して通信するため携帯電波の好不調に左右されることもありません。

さらに見守りサービスに加えて、孤独死や無断退去に備えた弁護士等による賃貸借契約・電気契約等を含む解約サービスもついていますので、今後増加していく高齢者の入居者への備えに万全です。

 

 東広島市は高齢化率が比較的低く、かつ持ち家率が高い為、高齢者の一人暮らしは他の都市に比べて少なかったのですが、それでも高齢者入居に関する問い合わせが増えております。年老いた親を近くに呼びたいというニーズもあるようです。今後ますます少子高齢化が進むのは間違いありませんので、賃貸経営にも高齢者の入居者を避けることはできません。

弊社ではこのような見守りサービスと保証会社を組み合わせることで、万が一の場合のオーナー様の損害を最小限に抑える工夫をしています。

以上

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