オーナーレポート | Vol.114

2050年人口予測が発表されました(広島編)

国立社会保障・人口問題研究所から、2050年の人口予測が発表されました。本予測は2020年の国勢調査の結果に基づいて試算されており、今回は広島県内及び東広島市の動向についてレポートします。※本レポート掲載のデータは国立社会保障人口問題研究所HPより抜粋加工したものです。

■広島県内の動向■
2050年の広島県内市町村別人口推計によると人口は大幅に減少し、人口10万人以上を維持できるのは、広島市、福山市、呉市、東広島市のみとなります。前回予測と比較しても殆ど下方修正です。上方修正となった8区市町村ですが、実質的に伸びると予想されているのは広島市南区、東広島市、海田町のみです。

■東広島市の動向■
東広島市は前回に続き2回連続全ての推計時点で上方修正となりました。全体人口、労働力人口は2025年をピークに減少に転じますが、65歳以上人口は増え続けます。 この動きは賃貸市場が2050年に向けてどうなっていくかを示唆しています。2025年以降、これまで東広島が経験していない人口減少が発生します。他の地域で先行している高齢者・外国人等への施策など環境の変化を先取りして準備をしていくことが必要になってきます。

以上

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