オーナーレポート | Vol.115
東広島市の公示価格2024
【 全国の動向 】
公示価格は全国的に力強い伸びを見せ全用途平均は2.3%上昇と、1991年のバブル期以来の2%越えとなりました。もっとも1991年の全用途平均は11.3%でしたのでバブルの時とは様相が違います。地方4市(札幌、仙台、広島、福岡)が変わらず堅調なのに加え、その他地方でも都市部の地価が上昇した影響により、平均地価は上昇となっています。

【広島県及び東広島市の状況 】
広島県内の状況は、住宅地で前年比20増の計280地点が上昇に転じ、商業地でも前年比5増の114地点が上昇、全地点では過半数を超える66%(上昇422地点/全639地点)が上昇となりました。

東広島市でも地価は上昇が続いています。西条及び、八本松で堅調に上昇しており、高屋は上昇に転じました。黒瀬・河内・安芸津は引き続き下落基調です。市内最高額は、西条駅前の1,206,611円/坪(前年比3.7%増)、また、最高上昇率は昨年に続き志和流通団地が4.1%増(126,280円/坪)でした。公示価格は取引の参考価格ですが、実際の取引では公示価格の1割から3割以上高値で取引されています。
※本文中データ及び図表は、国土交通省の土地総合情報ライブラリー掲載のデータを独自に加工したものです。
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