広島県より、平成26年度地価調査の結果が発表されました。地価調査は毎年7月1日時点での基準地価を都道府県が公表するものです。なお、東京・大阪・名古屋の三大都市圏の住宅地は0.1~0.9%、商業地は1.5~1.9%上昇するなど昨年を上回っています。一方で地方都市は引き続き下落が続いていますが昨年より下落幅が下がるなど回復の兆しを見ることができます。
広島県内主要都市 | 住宅地価変動率(昨年度) | 商業地価変動率(昨年度) |
広島市 | △0.8%(△1.7%) | 1.3%(△0.7%) |
福山市 | △2.2%(△2.2%) | △1.9%(△2.4%) |
呉市 | △4.2%(△5.3%) | △3.5%(△4.2%) |
東広島市 | △2.2%(△2.9%) | 1.2%(△2.5%) |
※△はマイナスを示します。
この傾向は東広島市でも同様で、西条町を中心として利便性の高い、西高屋駅周辺や八本松駅周辺ではマイナス幅が縮小し、上昇地点も増加しています。しかしながら豊栄・福富・河内・志和・黒瀬・郷曽は、マイナス幅の縮小が見られません。今後も中心地域と、周辺地域との2極化の流れは続くものと思われます。
東広島市 主な場所の地価と推移
朝日町(中央公園傍)123,000円/㎡(406,000円/坪) |
西条中央7(セブン傍)87,900円/㎡(290,000円/坪) |
寺家(はるやま傍) 69,300円/㎡(229,000円/坪) |
西条下見(中国電力傍)59,000円/㎡(195,000円/坪) |
土与丸(のぞみ整形裏)57,000円/㎡(188,000円/坪) |
高屋町中島(広島高傍)57,000円/㎡(188,000円/坪) |
※地価及び推移表は、土地総合情報システムより引用しています。