西条東・寺家地区での地区計画の状況について

ご存じの方も多いと思いますが、西条第2地区のまちづくりが進んでおり、早ければ平成29年3月に市街化区域が拡大する予定です。西条第2地区とは国道486号線と黒瀬川に囲まれた西条東および寺家が対象となっています。今回のオーナーレポートではこの地区計画について現在の状況と、地区計画の概要をお伝えします。

本計画は平成20年から協議が続けられ、地元説明会を重ねてきております。まだ確定ではありませんが、ようやく全体像が見えてきました。これだけの大規模な区域が市街化に入れば、大幅な宅地化が進むことは避けられません。住宅メーカーからは「既にアパートを○棟契約した」等の声も聞こえてきております。

配置計画案では、青い十字のラインが都市計画道路として指定されています。縦のラインは渋滞が頻発している国道486号線との交差点付近の拡幅が進められています。横のラインは江熊交差点から西に下る道路とつながる幅員17mの二車線道路を新設する予定で、この道路は寺家駅までつながります。

また赤いラインは地区計画道路として幅員6mの道路が予定されていますが、用地取得は、所有者の寄付となっているため全てのラインの完成時期は10年以上先の話となりそうです。

この地区計画が制定し、市街化区域に編入されると、青いライン(都市計画道路)の沿線は、店舗や商業施設が可能な地区として指定されます。コンビニエンスストア、飲食店、スーパーマーケット、事務所、賃貸マンションなどが中心になりそうです。沿線以外の地域では、これまで建築ができない地域が多かったのですが、赤いライン(地区計画道路)の整備に関わらず、戸建て住宅や賃貸マンションなどが乱立していくと思われます。