月: 2021年10月
2021年度地価調査の結果が発表されました。全国的な傾向として2年連続の下落となりましたが、昨年よりは下落幅が縮小しました。広島県内の動向は基本的に住宅地は昨年と同様の動きを見せておりますが、商業地に関しては、上昇幅の縮小や下落幅の拡大など、新型コロナウイルス感染症による影響が続いています。
広島県内主要都市 | 住宅地価変動率(昨年度) | 商業地価変動率(昨年度) |
広島市 | 0.7%(0.8%) | 1.7%(2.8%) |
福山市 | △0.6%(△0.6%) | 0.1%(0.2%) |
呉市 | △2.1%(△2.1%) | △1.5%(△1.0%) |
東広島市 | △0.9%(△1.1%) | △0.3%(△0.5%) |
東広島市では住宅地・商業地ともに若干下落幅が縮小しました。個別地点をみると西条町を中心とした利便性の高い地域は上昇幅こそ下落していますが、地価は堅調です。不動産取引にも特に影響はありません。一方高屋は昨年に続き下落し、しかも下落幅は拡大しています。八本松は昨年同様堅実に推移しています。豊栄・福富・河内・安芸津などの地方は若干下落幅が改善していますが、下落は止まりません。